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2019.08.13

カテゴリー: その他

こんにちは!

 

今日から弊社も三連休を頂きます。

普段は中々できない家族サービスをする予定です?

 

 

さて、今日は前回の続きの内容。

 

 

真鍮製花瓶の修理

 

なんとか花瓶の底板のハンダ付けは終了したところ。

 

あとは両側の取手部分の水漏れを修理していきます。

 

ハンダを付ける前の行程は基本おなじ。

 

取手まわりの酸化被膜を「希塩酸」で剥がし、下地を出していきます。

 

あとはハンダを取手まわりに流すだけ。

 

真鍮製花瓶の修理

 

無事ハンダ付けも終わり、水漏れをチェックし、漏れがなければ完了!

 

と、いきたいところなのですが…

 

 

この花瓶、やけに「キレイ」になったと思いませんか⁇

 

というのも酸化被膜を取るために塩酸で洗っていたのですが、その過程でどうしても関係ない部分にまで塩酸が付着してしまい、その部分が『色ムラ』になってしまうんです?

 

なのでムラを消すために、全体をもう一度「酸」で洗ってその後磨きたおしました✨

 

 

ただ、本体を磨いても…

 

 

真鍮製花瓶の修理

 

土台はそのままなんですよね?

 

これでは流石にみっともないから…

 

 

真鍮製花瓶の修理

 

土台も同じように磨き…

 

 

真鍮製花瓶の修理

 

これで一体感が出ました?

 

鶴の模様も崩れることなく、修理完了?

 

 

ここまで磨くと、まるで別モノのようですw

また徐々に酸化して元に戻っていきますが、風化していく経過を楽しむっていうのもいいかもしれませんね!

 

 

それでは。

 

 

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