2019.08.11
カテゴリー: 製作事例
こんにちは!
今日はステンレスの『カゴ』を製作した内容のご紹介。
お客様から食品工場で使う食品の「受けカゴ」を作ってほしいとの依頼がありました。
お客様から写真が送られてきて、このような感じで作ってほしいとの事でした。
ある程度の寸法を聞いて、揃えた材料がコチラ。↓↓
材料は全部ステンレス。
パンチング板とフラットバー。
それからR曲げにした丸棒を使用していきます。
今回このカゴを製作するにあたって、本来ならパンチング板を「曲げ」で箱状にしたかったのですが、お客様から少しでも『お値打ちに!』との事で切り板から作る事になりました。
↑まずはパンチング板を箱状に作った状態。
そこから…
フラットバーと丸棒の持ち手を付けたら、溶接作業は終了!
最後に「溶接ヤケ」をとれば完成です?
今回は溶接ヤケをとるのに「ペースト状」のヤケとり材を使用しました。
この薬剤は洗浄が不十分だと隙間やフチに結構残ることが多く、その残留物がそのままだと素材を腐食させてしまいます。
しかも「酸性」なので、食品を扱う工場での使用なら絶対残ってはマズイ!
という事で入念に洗浄し、残留物がないかチェックをしたあと納品させて頂きました。
それでは。
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