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2019.08.14

カテゴリー: その他

こんにちは!

 

昨日は家族サービスでぶらっと「石川県」へ行ってきました?

 

センサーフランジ追加工

 

とりあえず初日は「金沢城跡」と「兼六園」へ。

多少は涼しいかと思い北陸へ来ましたが、こちらも名古屋と変わらないくらいとても暑かった?

 

今日も予定は決めてませんが、フラフラ観光しながら帰路へつきたいと思います。

 

 

さて今日は、先日紹介した『バイク用マフラー』に追加でセンサーフランジを取り付けてほしいとの依頼がありましたのでソチラの内容です。

 

バイク用マフラー センサーフランジ追加工

 

前回取り付けした場所のすぐ近くに、追加でセンサーフランジを取り付けていきます。

不要になったフランジはすでにメクラがされてました。

 

 

あらかじめお客様が取り付け場所にケガキをしてくださってますので、そこに穴を開けて…

 

バイク用マフラー センサーフランジ追加工

 

センサーフランジを溶接したら完了です?

 

念のため、センサーフランジに歪みがないか同じピッチのボルトを締めて、問題がなかったので完成❗

 

 

今回も『溶接ヤケ』はそのままで。という事でしたので、この状態で納品させて頂きました。

 

 

それでは。

2019.08.13

カテゴリー: その他

こんにちは!

 

今日から弊社も三連休を頂きます。

普段は中々できない家族サービスをする予定です?

 

 

さて、今日は前回の続きの内容。

 

 

真鍮製花瓶の修理

 

なんとか花瓶の底板のハンダ付けは終了したところ。

 

あとは両側の取手部分の水漏れを修理していきます。

 

ハンダを付ける前の行程は基本おなじ。

 

取手まわりの酸化被膜を「希塩酸」で剥がし、下地を出していきます。

 

あとはハンダを取手まわりに流すだけ。

 

真鍮製花瓶の修理

 

無事ハンダ付けも終わり、水漏れをチェックし、漏れがなければ完了!

 

と、いきたいところなのですが…

 

 

この花瓶、やけに「キレイ」になったと思いませんか⁇

 

というのも酸化被膜を取るために塩酸で洗っていたのですが、その過程でどうしても関係ない部分にまで塩酸が付着してしまい、その部分が『色ムラ』になってしまうんです?

 

なのでムラを消すために、全体をもう一度「酸」で洗ってその後磨きたおしました✨

 

 

ただ、本体を磨いても…

 

 

真鍮製花瓶の修理

 

土台はそのままなんですよね?

 

これでは流石にみっともないから…

 

 

真鍮製花瓶の修理

 

土台も同じように磨き…

 

 

真鍮製花瓶の修理

 

これで一体感が出ました?

 

鶴の模様も崩れることなく、修理完了?

 

 

ここまで磨くと、まるで別モノのようですw

また徐々に酸化して元に戻っていきますが、風化していく経過を楽しむっていうのもいいかもしれませんね!

 

 

それでは。

 

 

2019.08.12

カテゴリー: その他

こんにちは!

 

連休の方も多いと思いますが、弊社は本日まで営業しております?

 

 

ウチの前はけっこう交通量の多い道路ですが、その交通量で平日か、休日かというのが分かります。

 

そんな静かな休日にのんびり仕事をするのが結構好きだったりします?

(電話が鳴る事もないですしw)

 

 

さて今回は、真鍮製の『花瓶』の水漏れ修理をさせて頂きましたのでそのご紹介。

 

真鍮製花瓶の修理 真鍮製花瓶の修理

↑コチラがお預かりした花瓶。

 

青いシミになってるトコロが水漏れの跡。

花瓶本体と土台の境目、それから取手の部分から漏れた跡があります。

 

それでは作業開始!

 

真鍮製花瓶の修理

↑まずは花瓶本体と土台をバラしたところ。

 

 

アレ⁇

 

ちょっと想定外が…

 

 

自分の中では、「花瓶本体と土台の境目がハンダ付けされている。そこが劣化で漏れているんだろう。」と思い込んでました。

 

ところが花瓶と本体とは差し込み式。

 

元々ハンダなどでは接合されてなかった…

 

 

では「何で漏れてきた⁇」

 

真鍮製花瓶の修理

 

答えは簡単でしたw

 

花瓶の底板から漏れた水が土台の中に溜まって継ぎ目からオーバーフロー(溢れた)したって事。

 

 

それが分かれば作業は早い!

(その時は思ってました…)

 

まずは底板を外して、汚れ除去&磨いてハンダを巻き直しだ!

 

なんて軽い気持ちでいたのですが…

 

 

『底板がはずれない!』

 

 

ハンダを落とし、熱を加えながらコンコン叩いていても動きやしない…

 

マジか〜❗

 

と思いつつ、外れないならこのまま清掃してハンダを巻き直すしかない!

 

という事で底板が付いた状態での清掃を開始。

 

 

どうやって清掃していくかというと、まずは真鍮表面にある「酸化被膜」(黒く燻んだ部分)を「希塩酸」で除去。

 

熱を加えながら希塩酸を吹きかける。

真鍮の地が出るまで繰り返す。

(その時に塩酸の蒸気が強烈なので、換気&マスクは必須

 

その後に元々付いていたハンダなどの残留物を取り除きます。

 

この作業は、水もしくは水に溶かした「塩化亜鉛」を残留物が残っている部分に熱を加えながら吹きかける。

(これは、熱を加えて金属を膨張させ、水などで冷やしたときに収縮させると同時に付着物を剥がす為。)

塩化亜鉛を使う理由としては、ハンダを付けやすくするための「フラックス」だから。

 

 

この作業を汚れなどが取れるまでひたすら繰り返します!

 

 

とりあえず様子見で一度ハンダを流してみる事に…

 

真鍮製花瓶の修理

 

う〜ん…

 

まだハンダの付きが悪い?

 

これは長期戦になりそうな予感が…

 

 

嘆いていてもしょうがないので、また清掃作業の再開。

 

 

いちどハンダを流したので、次はそのハンダを溶かしながら汚れを一緒に「浮かせて」ハンダごと除去!

 

その後また塩酸かけて、塩化亜鉛をかけての繰り返しで…

 

真鍮製花瓶の修理

 

なんとか底面に関してはハンダ巻き直し終了?

 

続いては両側の取手部分からの漏れを修理していきます…

 

 

 

が、

長くなってしまったので続きは次回にしたいと思いますw

 

 

それでは。

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