2019.09.06
カテゴリー: 製作事例
こんにちは!
今日はダンプ用の『リアフェンダー』を製作しましたのでソチラのご紹介。
↑↑もう溶接まで終わった写真ですw
右舷側、左舷側の分割式と片側分の一体式。
なぜ片側だけなのでしょうか…
破損でもしたかな⁇
とりあえず今回の受注分が計5個。
このあと仕上げていくのですが、今回はいつもの角パイプサイドバンパーのような#400ではなく「#600」。
#400は多少の「バフ目」が残ってる仕上がりに対し#600はバフ目がほとんどない「鏡面」に近い感じです。
更に上の「#800」てのもありますが、コチラはもうほぼ「鏡面」です。
#800仕上げはさすがに手作業ではできません?
ウチでは#600が限界です…
さて、さきほどのフェンダー君たちをまずは#400まで仕上げていきます。
#400まで仕上げたところです。
文字の写りこみを見ても分かると思いますが、光沢が全然違いますよね?
ここからさらに細かく研磨していきたいと思います!
↑↑ここからはコイツの出番です。
さきほどまでは「麻バフ」を使用して研磨してきましたが次の段階では「綿バフ」で研磨していきます。
これに「鏡面仕上げ」用の研磨材を塗布して磨くと…
先程より光沢が近づいたのではないでしょうか。
文字の写りこみもさっきと比べて、文字が読めるくらいの反射率になりました♪
あと、溶接&仕上げ面の平らも出てます。
残りのフェンダー君たちも仕上げたら完成です✨
角度を変えてよく見ると、触った跡が分かりますが、ウチではここまでが限界です?
どうしてもバフをかける以上、その跡というのは多少なりとも残ってしまうので…
これ以上の仕上げを求められるなら、『バフ屋さん』に仕上げを依頼することも。
以上、『ダンプ用リアフェンダー製作』でした。
それでは。
2019.09.05
カテゴリー: その他
こんにちは!
昨日はお昼過ぎから雨や雷が凄く、さらに夜には酷くなっていき…
市内には「五条川」という春には桜並木が有名な川があるのですが、その川が氾濫しないかヒヤヒヤしたものです?
ボクは「消防団」プラス「水防団」という役割もあり、水害の時には招集されるので心配してましたが出動もなく、無事朝を迎えれました?
さて、先日の事なのですが7月からウチの専従になった妻に、以前ご紹介した「電解式焼けとり」をお願いした時のこと。
作業前に「マメに電解液やモップに付いた汚れを水で洗い流さないとシミになるよ!」と注意しておいたのですが、作業後の製品を見てみると…
シミになってるがな!!
あれだけ言ったのに!と、思いながら奥さんに強い事も言えず…w
どうしようかなぁ…
シンナーやアルコールでも取れないし、「キズに注意」という製品なので擦るワケにもいかず?
途方に暮れていたとき、ふと目についたのが…
以前に飛び込みの営業さんが来た時に、「ステンレスのサビやシミも取れますよ〜」
と言いながら置いていった、クリーナーの試供品を発見!
とりあえず、騙されたと思って試しに使ってみる事に。
すると…
とれるがな!!
これはイイ♪と、シミになってた部分を全部落とす事ができました✨
ちなみに、置いていった試供品がコチラ↓↓
「リスロン(株)」さんのメルクリア N
という製品。
だいぶボロボロになってますw
それだけ放置されてたんですね…
(申し訳ないです?)
説明書きには「酸性」との事でしたので、作業後にしっかりと洗浄しました!
飛び込みで営業に来られ、置いていく品はイマイチの事が多かったのですが、今回は珍しく「当たり」でしたw
試供品が無くなったら、購入を検討しようと思います♪
それでは。
2019.09.04
カテゴリー: その他
こんにちは!
さきほど通り雨が降ったのですが、ちょうど製品の搬出や納入と重なり、おかげで荷物がベタベタに?
やっと拭き取り作業が終わりました…
さて今日は、『融点の低いモノへのハンダ付け』という内容で書きたいと思います。
とある機械加工業者さんから、「亜鉛棒と真鍮をハンダ付けして欲しい。」とのご依頼がありました。
話を聞くと、ウチではない別の「ろう付け」をされている業者さんにお願いしたところ、亜鉛棒がどうしても溶けてしまうとの事。
そこでHPを見たお客様からウチへご依頼が。
そんなに亜鉛棒は溶けやすいのかと調べてみると…
融点は「419.5℃」
ハンダの融点は、鉛の含有量でかわりますが…
「約183℃ 〜 217℃」
だいたい200℃くらいの違いはあります。
ちなみに「ろう棒」の融点が、これまた銀の含有量で開きがありますが…
「約620℃ 〜 920℃」
亜鉛棒より高いです。
ろう付けの感覚で行おうとすると当然、亜鉛棒の方が先に溶けてしまいますね。
融点さえ分かって、気をつければ施工は可能だろうと。
とりあえず2〜3個試作をしてみる事になりました。
↑↑とりあえず1個ハンダ付けしてみました。
注意事項として、
「亜鉛棒の接地面にハンダが付かないこと」
これは部品に取り付けた際、接地面が平らになっていないと上手く通電しないため。
あとは当然「接地面が溶け落ちていないこと」
「真鍮部分のネジ山にハンダが付着しないこと」
など、けっこう神経を使う作業でした。
ちょっとでもハンダを流す場所や、熱を加えすぎると起きてしまう欠陥項目でしたから。
ちなみに今回ハンダ付けに使用したバーナーがコチラ。
つまようじほどの火が出ます。
本当に細かいモノへのハンダ付けなどに使用してます。
ちなみに奥にあるのが普段よく使用しているバーナー。
ハンダ付けやろう付けを行う部品などに合わせて使い分けてます。
試作をチェックしてもらい、OKをもらいましたので、量産へ…
ざっと100個以上。
久しぶりに精神的に疲れた仕事でしたw
以上、『融点が低いモノへのハンダ付け』でした。
それでは。
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